“Shojinmeat”の名前の由来

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本業にしようとしている「人工培養肉」について、プロジェクトのHPで3回に分けてその名前の由来を解説しました。

“Shojinmeat”の名前には、「アジア的な動物倫理」というメッセージがあります。

今のところ「人工培養食肉」に取り組んでいるのはほとんど欧米で、インド・中国含めたアジア圏では、うちだけという状況です。その中で、欧米での人工培養肉の論点は「ベジタリアン」とか「動物愛護」で動いていています。

でも欧米のベジタリアニズムは、個人的になんだか思想的に浅い印象が抜けません・・・

美容や健康目的のベジタリアンは別にいいです。

問題は、「信念でやっている菜食主義」です。その信念、どこまで深く考えた物ですか?ということです。

というのも、欧米のベジタリアンは多くの場合、動物愛護を根拠にしています。本来であれば動物愛護は倫理の話として論壇がディベートや出版・・・・・・になるのでしょうが、実際に目につくのは感情論と「リベラル派」活動家ばかりです。最悪の場合、「動物を苦しめないかっこいい自分」を見せびらかすために、周囲の人に「俺のメシには肉使うな!」と注文を付けて回る、なんて例もあります。

対してアジア圏の菜食主義は修行が目的で、菜食主義は手段です。そして、「修行が目的で菜食主義は手段」という話の裏には、ヴェーダ、仏教、ヒンズー教、戒律、精進料理など、とてつもない蓄積があります。

そんなことから、自分としてはアジア圏の菜食主義の方が遙かに説得力があるし、根拠とするに値すると思うわけです。「人工培養食肉」なんて大きくなりそうなプロジェクトならば、なおさらです。

でもアジア圏の菜食主義の蓄積は、あまり英語になってないし発信もできていない。だからこそ”Shojinmeat Project”では、アジア圏が蓄積してきたものを前面に出したいわけです。

そんなわけで英語圏向けに”Shojinmeat”と名付けましたが、日本国内や中国・インド向けには別の名前が必要になるとも思ってます。

Shojinmeatが目指すもの -豊かなお肉と未来を育てるプロジェクト(1)
Shojinmeatが目指すもの -豊かなお肉と未来を育てるプロジェクト(2)
Shojinmeatが目指すもの -豊かなお肉と未来を育てるプロジェクト(3)